describeコマンドで画像のプロンプトをのぞき見!Midjourneyの新機能

アイキャッチ画像 Midjourney(画像生成AI)

なかなか期待している絵が生成できない…

新しく実装されたdescribeコマンドを使ってみて!

思っている画像が生成されない時の対処法

Midjourneyにプロンプトを変えて打ち込むけれど、なかなか上手くいかないときありますよね。
そんなときは、自分の思っているプロンプトとMidjourneyが補完しているプロンプトが違うのかも?

白いうさぎがいろんな表情をしている絵が欲しいな

AIくん
AIくん

ウサギ タクサンイル イイヨネ!

いろんなウサギが増えた!伝え方が分からん!

上記のように意思疎通ができず、余計なことを付け足しているかもしれません。
AIに向かって意思疎通、というのも変な感じですが。

Describeコマンドでどんなプロパティになるか見てみよう!

とりあえず、いい感じにできた絵を高解像度にします。

AIが生成したうさぎのイラスト
そして自分のパソコンに保存します。 右クリックして名前をつけて保存しましょう。

そして、チャット欄に「/describe」と記入します。

すると、チャット欄の上に画像をアップロードする場所ができるのでそこにドラッグ&ドロップします。
そしてチャット欄で「エンターキー」を押すと4つのプロパティを出してくれます。

Midjourneyのコマンドの出力結果

それでは、Midjourneyが分析したプロンプトを見ていきましょう。

1.white rabbit in the forest, in the style of goro fujita, glowing colors, vibrant color palettes, dark white and light pink, patrick brown, naturalistic depictions of flora and fauna, animated illustrations

1.森の中の白いウサギ、藤田五郎風、輝く色、鮮やかな色彩、濃い白と薄いピンク、パトリック・ブラウン、動植物の自然描写、アニメーション・イラストレーション

2.a little white bunny is painting a forest by rabbits and flowers, in the style of cartoonish character design, luminous brushwork, anime-inspired character designs, light magenta and dark amber, michael malm, exotic flora and fauna, painterly style

2.小さな白いウサギがウサギや花で森を描いている。漫画のようなキャラクターデザイン、光り輝く筆致、アニメからインスピレーションを得たキャラクターデザイン、ライトマゼンタとダークアンバー、Michael Malm、エキゾチックな動植物、絵画的スタイルで

3.an image features a white rabbit in a forest, in the style of kawaii art, warm color palettes, realistic lighting, playfully dark, subtle shading, colorful storytelling, cartoonish character design

3.森の中にいる白ウサギのイメージ。カワイイアートのスタイルで、暖色系のパレット、リアルな照明、遊び心のある暗さ、微妙な陰影、カラフルなストーリー性、漫画的なキャラクターデザイン。

4.a white bunny sitting in a forest with flowers, in the style of spatial concept art, light pink and dark amber, playful cartoonish illustrations, anime art, painterly scenes, colorful fauna, chiaroscuro

4.花々が咲く森の中に座る白いウサギ、空間コンセプトアート風、ライトピンクとダークアンバー、遊び心のある漫画的イラスト、アニメアート、絵画的シーン、カラフルな動物たち、キアロスクーロ


長くて分かりづらいので、DeepL翻訳に頼ってます。便利。

同じイラストからこんなにもたくさんのプロンプトが出てきました。
表現の幅がたくさんあって、これはこれで勉強になります。
〇〇さん風という入れ方も出来るんですね。
モデルになる作家さんのデータがあれば、作りやすいかもしれません。

ん?藤田五郎風?

新選組の斎藤一の改名後の名前では?

気になってWikipediaで調べても小説家や学者さんの名前はありましたが、イラストレーターは載ってなかったです。
世界を探せばいるのかもしれませんが…。
なんかMidjourneyが二次創作イラスト取り込みすぎて、間違って覚えるような気もしないではないです。

AIくん
AIくん

マダマダ ベンキョウチュウ!

イラストの下の数字ボタンを押すと、対応したプロンプトを自動で挿入してくれます。
イメージを固めるときや、他の画像生成の時にもプロンプトを流用できますね。

では、今出力されたプロンプトを画像に変換していきます。

まず1から。

1.森の中の白いウサギ、藤田五郎風、輝く色、鮮やかな色彩、濃い白と薄いピンク、パトリック・ブラウン、動植物の自然描写、アニメーション・イラストレーション

Midjourneyが出力したイラスト

次は2。

2.小さな白いウサギがウサギや花で森を描いている。漫画のようなキャラクターデザイン、光り輝く筆致、アニメからインスピレーションを得たキャラクターデザイン、ライトマゼンタとダークアンバー、Michael Malm、エキゾチックな動植物、絵画的スタイルで

Midjourneyが出力したイラスト

そして3。

3.森の中にいる白ウサギのイメージ。カワイイアートのスタイルで、暖色系のパレット、リアルな照明、遊び心のある暗さ、微妙な陰影、カラフルなストーリー性、漫画的なキャラクターデザイン。

Midjourneyが出力したイラスト

最後に4。

4.花々が咲く森の中に座る白いウサギ、空間コンセプトアート風、ライトピンクとダークアンバー、遊び心のある漫画的イラスト、アニメアート、絵画的シーン、カラフルな動物たち、キアロスクーロ

Midjourneyが出力したイラスト
元絵からさらにパターンが増えてしまいました…。
状況は似ているけれど、私の欲しい絵にはなりませんでした。
統一した図柄をそろえるのはまだまだ難しそうです。
気に入ったものがあれば翻訳前のプロンプトをコピペして作ってみてください。

半年くらいしたらまたすごい進化して、もっとやりやすく出来るようになっているかもしれませんね。

手持ちの画像もdescribeできる!

手持ちの画像からプロンプトを導き出したいときも使えます。
「これっぽいの欲しいんだけどなー。 言葉で説明できないんよねー」
そんな時にめちゃくちゃ便利です。

※個人情報が載っているものは載せないようにしましょう。
Midjourneyのチャット欄は他人からも見えてしまいます。

まとめ

今回は、MidjourneyのDescribeコマンドについて解説しました。
同じテイストの絵で揃えたいとき、〇〇風にしたいけれど言葉に出来ない時。
いろんなお困りパターンで使えるとおもうので、ぜひ試してみてください。

おまけ:絵のテイストが合わなくて煮詰まったときは…

うさぎとフクロウの絵本を作りたくて、ストーリーも決めていました。
しかし、このままでは完成できません!
そんな私が考えた作戦とは?

Midjourneyを使ってデジタル絵本作り。困った体験談。

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